2015年10月10日。
福岡・中洲に「夜かふぇ すぴの座」は
誕生しました。
はじまりは、兄と妹の二人。
兄は哲学を研究していて、
「哲学は大学の中だけにあるものではなく、
人と人が酒場で語り合う中にもある」
そんな考えを持っていました。
そこで、哲学者スピノザの名前から
「すぴの座」と名付けました。
難しい哲学を語るための店ではありません。
お酒を飲みながら、
仕事のこと、家族のこと、
恋愛のこと、人生のこと。
普段はなかなか言葉にできないことを、
少しだけ素直に話せる。
そんな“小さな対話の場”から、
すぴの座は始まりました。
「すぴの座」の“すぴ”は、
哲学者スピノザから。
“座”には、
人が集まり、同じ時間を過ごす場所
という意味を込めました。
人が集まり、
心をひらき、
それぞれが自分自身に戻っていく場所。
それが「すぴの座」です。
開業当初と今では、
お店の形も、営業スタイルも
大きく変わりました。
それでも
変わらず残っているものがあります。
人が集まること。
人と人が語ること。
そして、誰かが少し元気になって
帰っていくこと。
夜かふぇ すぴの座は、
形を変えながらも、
その空気を大切にしてきました。
「夜かふぇ すぴの座」のロゴは、ベールをまとった中近東の女性や女神をイメージして生まれました。
オーナーが中近東で暮らした経験や、宮崎で神社を巡る中で心に残った女神のイメージ、人生の節目に現れた黒い蝶など、これまでのさまざまな経験やご縁を重ねています。
また、オーナー自身が突発性難聴により片耳の聴力を失った経験から、耳の部分には蝶の羽を思わせるデザインを取り入れています。
黒い蝶は、変化や再生、導きの象徴として語られることもあります。
女性のしなやかさ、人生の変化、そして自分らしく生きること。
目に見えることだけではなく、
これまでの経験や祈りのようなものまで、
静かに込めた、夜かふぇ すぴの座の象徴です。